通信制高校の「サポート校」とは?仕組み・費用・選び方と、具体的な学校の例
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通信制高校を調べていると、「サポート校」という言葉を目にすることがあります。
名前は似ていますが、通信制高校とサポート校は別のものです。
この記事では、サポート校とは何か、通信制高校と何が違うのか、費用はどうなるのかを整理し、選び方のポイントと具体的な学校の例を紹介します。
1.サポート校とは
サポート校は、通信制高校に通う生徒が3年間で卒業できるよう、学習や生活の面から支える民間の教育機関です。
いちばん大きな違いは、高校卒業資格を出すのがサポート校ではなく、通信制高校のほうだという点です。
サポート校を利用する場合は、提携している通信制高校にも同時に入学し、その高校の卒業要件を満たすことで卒業資格を取得します。

通信制高校での学びは、レポート提出やスクーリング、単位認定試験が中心で、基本的には自分のペースで進めます。
その分、「計画を立てて続ける」ことが求められます。
サポート校は、その毎日の学びをそばで支える役割を担います。
2.サポート校で受けられるサポート
サポート校の内容は学校ごとに異なりますが、主に次のようなサポートがあります。
- レポートや課題の進み具合の確認と、学習の進め方の指導
- スクーリングへの参加の補助
- 個別指導による学び直しや、受験に向けた学習指導
- カウンセリングなど、気持ちの面のフォロー
- 大学や専門学校への進学、就職に向けた進路相談
通学して学ぶ「通学型」と、自宅からオンラインで学ぶ「オンライン型」があり、通学の日数や時間帯も学校ごとに選べる場合があります。
3.費用の仕組み
サポート校を利用する場合、費用は「通信制高校に払う学費」と「サポート校に払う費用」の2つに分かれます。
国の高等学校等就学支援金の対象になるのは、通信制高校に払う授業料の部分です。
サポート校の費用は就学支援金の対象にはならないため、卒業までにかかる総額は、両方を合わせて確認することが大切です。

サポート校の費用の目安として、学研WILL学園の公式コラムでは、サポート校の学費は年間30万円〜80万円程度が相場と説明されています。
実際にはコースや通学日数で大きく変わります。具体的な学校の例は、5.で紹介します。
4.選ぶときのポイント

通学型か、オンライン型か
毎日通う生活リズムを作りたい場合は通学型、自宅で自分のペースで進めたい場合はオンライン型が合います。
途中でコースを変更できる学校もあります。

卒業までの進み方をどう支えてくれるか
レポートの進み具合を誰がどう確認してくれるか、つまずいたときにどんなフォローがあるかは、学校ごとに違います。

進路に向けたサポート
卒業後に大学や専門学校への進学を考える場合は、受験対策や進路相談の体制も見ておきたいところです。

費用の総額
通信制高校の学費とサポート校の費用を合わせた、3年間の総額で比べます。
5.具体的なサポート校の例

明光義塾高等学院(通学型・オンラインもあり)
個別指導の明光義塾が運営するサポート校です。
高田馬場キャンパス(東京・新宿区)への通学コースのほか、オンラインコース、全国の明光義塾の教室と連携したコースもあります。
コースは、週5日通学の「バランスコース」(基礎からの学び直しから大学受験まで)と、週3日通学の「ステップコース」(高校卒業に向けた学びが中心で、趣味や習い事との両立もしやすい形)が中心です。
高校卒業資格は、提携校のさくら国際高等学校で取得します。
当学院はスクーリング会場の認可を得ているため、学院への通学で卒業までの学びを完結できます。
通学に不安がある生徒にはカウンセリングによるメンタル面のサポートがあり、学力試験はなく、選考は面接のみです。
1学年1クラス20名程度の少人数制です。

マナリンク高等学院(オンライン型)
オンラインで完結するサポート校で、大学進学に向けたコースのみを展開しています。
大学の学部やゼミを体験しながら進路を考えていく取り組みがあり、先生による個別指導で大学進学を目指します。
高校卒業資格の取得には、提携している通信制高校への同時入学が必要です。
就学支援金の対象になるのは、連携する通信制高校の授業料の部分です。

学研WILL学園(通学型・在宅・メタバース)
通信制高校のサポート校とフリースクールが一緒になった学園で、小学6年生から高校3年生までが対象です。
高校生向けの高等部では、連携する高等学校とあわせて入学し、高校卒業を目指します。
コースは、週5日通学の総合コース、週3日通学の選択コースのほか、訪問による在宅授業のコースや、メタバース空間にログインして学ぶコースがあります。
高等部の費用は、入学金110,000円(初年度のみ)、活動費が年264,000円、指導料が月44,000円〜66,000円(いずれも税込・コースにより異なります)。
このほかに、連携する高等学校の学費がかかります。
6.まとめ
サポート校は、通信制高校での学びを支える民間の教育機関で、卒業資格は提携する通信制高校から取得します。
費用は高校分とサポート校分の両方がかかり、就学支援金の対象は高校の授業料の部分のみです。
通学型とオンライン型、進路サポートの内容、3年間の総額を比べて、子どもに合う形を選ぶことが大切です。

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